
【読んだ本】
「能力」の生きづらさをほぐす
【著者】
勅使川原真衣
【この本をシンプルに説明すると】
能力は個人に固定的に存在するのではなくて、関係性次第で変化するという考えたかを教えてくれる本。
【コメント】
当たり前に使う能力と言う言葉は一つの概念にすぎなくて、個人個人の能力があるというよりは、環境次第でその見え方が変わるもの。そういうことを研究するのが教育社会学という学問だそうだ。 ある職場でポンコツ扱いされている人が、別の職場に行けば水を得た魚のように生き生きとしている。そんなことはよくあることのようだ。
教育社会学の視点を持っておくと、自分が変わる(成長する)ことだけに頼らずに、環境や関係性を変えることで状況を改善するという発想が生まれてくると思う。
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